・Notionで曜日って表示できるの？
・「2023/7/10(月)」みたいな表示にしたい
こういった疑問・ご要望にあった記事になっております。
今回はNotionのデータベース内で曜日を表示させる方法を紹介します。
2023年7月現在では、デフォルトの日付プロパティでは曜日を表示させることはできません。
しかし、「関数プロパティ」をうまく使うと曜日も表示させることができます。
関数プロパティは少しとっつきにくいところがあるかもしれませんが、覚えてしまえばとても便利なのでこの機会に一部だけでも理解できればと思います。
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これからNotionを始めたい方、Notionでできることを網羅的に知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
Notionデータベースで関数プロパティを使って曜日を表示させる
それでは早速今回使用する関数プロパティを紹介します。
それは「FormatDate」関数です。
どのような関数かというと、日付の書式を設定できる関数です。
FormatDate(date, format)「date」に日付、「format」に表示フォーマットを指定することで日付書式が変換されて表示されるようになります。
そして表示フォーマットには以下2種類があります。
| format | 表示結果 |
|---|---|
| ddd | 月、火、水••• |
| dddd | 月曜日、火曜日、水曜日••• |
これは好みで選んでみてください。
日付の表示形式も指定できる
曜日だけでなく、日付の表示形式も指定できるようになっています。
日付は日付プロパティの設定から変更はできますが、例えば「2023/07/11 (火)」のように
「日付＋曜日」と表示させるには日付の表示形式の設定方法を知っておく必要があります。
以下のように書くと表示できます。
"YYYY/MM/DD"このようにフォーマットを指定すると、「2023/07/11」と表示されます。
さらに、「“YY/M/D”」とすることで年は下2桁、月日は1桁の場合は0を表示させないようになります。
「23/7/11」のようにコンパクトに表示させることができます。
横幅をなるべくコンパクトに収めたい場合などに便利です。
日付プロパティの日付を曜日付きで表示させてみる
それでは実際に日付プロパティの日付を曜日付きで表示させてみます。
シンプルなデータベースを用意しました。
日付プロパティだけを追加した状態です。
ここからまずは「関数プロパティ」を追加します。
追加すると、続いては関数を実際に入力していきます。
プロパティの編集から「formatDate」関数を入力します。
今回はこのように設定しました。
すると、「2023/07/10 (月)」のように期待通りの表示になってくれました！
シンプルに曜日だけを表示させたいといった場合は、「formatDate(prop(“日付”), “(ddd)”)」などとしてあれば良いです。
習慣トラッカーや家計簿などで日付を表示させている方などは活用できるかと思います。
習慣トラッカー、家計簿の作成方法はこちら。
【繰り返し機能付き】Notionでの習慣トラッカーの作り方【テンプレート配布】
【無料テンプレあり】Notionで収支を自動集計できる家計簿の作り方
おまけ：日付自動入力の裏技を使うことで日付プロパティを非表示にできる
ここからはおまけです。
日付を「2023/07/10 (月)」のように表示させるには必ず日付プロパティに日付を入力する必要があります。
そのため日付表示が2列存在してかっこ悪いです。
繰り返しタスクなどを使っている場合はこれを回避することができます。
Notionのデータベースには繰り返し機能があり定期的にデータベースのページ追加を行うことができます。
詳しくはこちら。
Notion内で繰り返しタスクが可能に！設定方法・活用方法を紹介
その際に日付プロパティに今日の日付を入力させることはできないのですが、裏技を使うと実現できます。
Notionの繰り返し機能に自動で日付を入力させる裏技を紹介
こうすることで日付プロパティを非表示にしたまま好きな表示形式で表示させる関数プロパティだけを表示させることができます。
少しマニアックですが参考になる方がいれば嬉しいです。
曜日を表示させたい場合は関数プロパティを使おう
いかがだったでしょうか。
関数プロパティは最初は難しく感じるかもしれません。
しかし意味が理解できればとても便利に使うことができます。
今回紹介した「formatDate()」関数以外にも関数は用意されているので試してみてください。
曜日の表示がデフォルトの設定から表示・非表示を切り替えられるようになって欲しいですが、実現するまでは関数を使いましょう。
